缶容器用ポジショニングキット

缶容器用ポジショニングキット

ポジショニングキットは、ロガーのセンサー位置を容器内の中心点に固定するのに役立ちます。 ロガーは、お客様のアプリケーションにより、容器の内側または外側に設置されます。 以下の例は標準的なデバイスですが、お客様の要望によりカスタマイズすることもできます。

1) 缶容器の外側にロガーを設置

NanoVACQ Flat ニードル, PicoVACQ 1T および NanoVACQ 1Td (ねじ付ロッド)に適しています。

温度シースキット(PROBE_PE_T)は、サーモウェル(保護管)、ナットおよび防水Oリングで構成されています。1個以上の金属スペーサ(LOT_E)またはPEEKスペーサ(ENT_PEEK)も使用できます。

  • 缶の壁面中央にパンチで穴をあけます。
  • 缶の外側よりサーモウェル(保護管)を穴に通します
  • サーモウェル(保護管)の先端は、容器の中心点にある必要があります。
  • サーモウェル(保護管)にOリングを取り付け、さらにナットで締めます。
  • スペーサの有無にかかわらず、ロガーのセンサープローブをサーモウェル(保護管)に取り付けます。

 

 

 

 

温度シースキットアセンブリ (PROBE_PE_T).

2) 缶容器の内側にロガーを設置 - 高さの固定

ねじ付PicoVACQに適しています。

ポジショニングキット - ストレート(KIT_TIN_PVQ)は、めねじ付きダブルプレートとロガーの高さを固定するための、おねじ加工ロッドで構成されています。

高耐熱両面接着テープ (ADHESIF-HT) の使用:

  • 缶の底に高耐熱両面接着テープで、プレートを貼り付けます。
  • プレートのめねじに、おねじ加工ロッドをねじ止めします。
  • ロッド先端にロガーを取り付けます。
  • ロガーのセンサーは容器の中心点にある必要があります。

ポジショニングキット-ストレート (KIT_TIN_PVQ)および高耐熱両面接着テープ(ADHESIF_HT)

3) 缶容器の内側にロガーを設置 - 容器の壁面

ねじ付PicoVACQに適しています。

高耐熱両面接着テープ (ADHESIF-HT) の使用:

  • 缶の壁面に高耐熱両面接着テープにて、直接ロガーを接着します。 ロガーのセンサーは容器の中心点にある必要があります。

 

 

 

 

高耐熱両面接着テープ(ADHESIF_HT)

4) 缶容器の内側にロガーを設置–ビード加工あり

ねじ付PicoVACQに適しています。

ビード加工缶用ポジショニングキット(KIT_GROOVE_PVQ)は、缶内部の特定の位置でロガーを固定します。 中央アームがおねじ形状のスプリングリングで構成されています。

  • スプリングリングのおねじにPicoVACQを取り付けます。
  • スプリングリングを握り、缶に挿入し測定する高さにて解放します。
  • スプリングリングを2つの溝の間に設置して、より良い位置に設置してください。

 

 

 

 

ビード加工缶用ポジショニングキットアセンブリ (KIT_GROOVE_PVQ)

5) 缶容器の内側にロガーを設置–ビード加工なし

ねじ付PicoVACQに適しています。

ビード加工なし缶用のポジショニングキット(KIT_GROOVELESS_PVQ)は、缶の内部の所定の位置でロガーを固定します。 中央のアームがクリップ形状のスプリングクリップとOリングで構成されています。

  • ロガーにOリングを取り付けます。
  • スプリングクリップ中央アームのスロットにロガーを取り付けます。
  • スプリングクリップを握り、缶に挿入し測定する高さにて解放します。

 

 

 

 

ビード加工なし缶用ポジショニングキットアセンブリ (KIT_GROOVELESS_PVQ)