TMI-Orionには、ロガーを会社のネットワークやインターネットに接続するためのソリューションを提供します。
ロガーによって取得されたデータは、リアルタイムまたは工業プロセスの終了時にPCにダウンロードすることができます。
- 様々なデータロガーで、ラジオまたはフルラジオオプションを使用することにより、リアルタイムで読み出しが可能です。
- 測定後、データロガーに接続された有線インターフェイスでロガーのメモリーを読み取ることができます。
PCとの有線インターフェイス
PCとの通信インターフェイスは、データロガーをPCに接続する電子デバイスです。双方向のデータ通信により、データロガーのプログラムプおよびデータ読み出しを行います。 シングルおよびマルチインターフェイスはUSB接続にて利用できます。
シングルタイプのインターフェイスは、1つのロガーと通信します。マルチタイプのインターフェイスは複数のロガーと同時に通信し、マルチインターフェイスを連結することで、一度に最大96個のロガーと通信することができます
シングル USB インターフェイス – マルチ 6 USB インターフェイス – マルチ 12 USB インターフェイス
FullRadio transmission - フルラジオ送信
新世代のTMI-Orion フルラジオデータロガー(NanoVACQおよびVACQ製品ファミリー)は、ISM 2.4GHz帯で双方向無線伝送を使用します。通常の送信範囲は25 mあり、これらのデータロガーは、滅菌、凍結乾燥、低温殺菌などの短距離用途に使用されますが、トンネル窯のような長距離用途にも使用されます。
無線技術はIEEE 802.15.4規格に基づいており、同じ空間内の多くのロガーの管理が可能です。 TMI-Orionによって開発された安全な通信プロトコルは、過酷な環境下での無線通信において高い信頼性を提供します。
多様なアプリケーションに対応するため、TMI-Orionは様々なアンテナを提供しています。特殊なコネクタは、広い圧力範囲と真空範囲で水密性を保証します。
フルラジオのデータロガーは、TMI-Orionモデムに接続されたPCとUSB、RS485、またはイーサネット接続を介して無線で通信し、異なるネットワークタイプを可能にします。
データロガーの管理は、PCにインストールされたTMI-Orion製Qleverソフトウェアを介して行われます。Qleverは、産業プロセス内に配置されたデータロガーからのリアルタイムまたはポストプロセスデータ収集を管理し、データ処理、視覚化、レポート作成を保証します。
• 2.4 GHz ISM 帯域 (周波数範囲:2.405 GHz ~ 2.475 GHz)
• 無線免許は不要
• 無線送信電力の低い産業用、科学用および医療用ユニバーサルバンドを使用
• 最大放射電力 +5 dBm (3.2 mW)
• 無線送信範囲は環境によって異なります。
• TMI-Orion 2.4 GHzは、IEEE 802.15.4規格に準拠した双方向無線プロトコル
• お客様にて14チャンネルのチャンネル設定が可能
• 同じ空間内のネットワーク構成で接続された複数の機器を管理することができます
NanoVACQ フルラジオ – ラジオトランシーバ