缶容器用ポジショニングキッ
缶容器用ポジショニングキットは、プロセス内のコールドスポットにロガーのセンサーを配置・固定するのに役立ちます。
アプリケーションに応じて、ロガーは容器の内側または外側に設置されます。
以下の例は一般的なデバイスですが、ご要望に応じてカスタマイズも可能です。
缶容器の外側にロガーを設置
- 缶の壁面中央にパンチで穴をあけます。
- 缶の外側よりサーモウェル(保護管)を穴に通します。サーモウェル(保護管)の先端は、容器の中心点にある必要があります。
- • サーモウェル(保護管)にOリングを取り付け、さらにナットで締めます。
- スペーサーの有無にかかわらず、ロガーのセンサープローブをサーモウェル(保護管)に取り付けます。
温度シースキット(PROBE_PE_T)は、サーモウェル(保護管)、ナットおよび防水Oリングで構成されています。1個以上の金属スペーサー(LOT_E)またはPEEKスペーサー(ENT_PEEK)も使用できます。



温度シースキットアセンブリ (PROBE_PE_T).
缶容器の内側にロガーを設置 - 高さの固定
- 缶の底に高耐熱両面接着テープで、プレートを貼り付けます。
高耐熱両面接着テープ (ADHESIF-HT) の使用:
- - ねじ付きロッド先端にロガーを取り付けます。 ロガーのセンサーは容器の中心点にある必要があります。
- ロガーのセンサーは容器の中心点にある必要があります。
ねじ付PicoVACQに適しています。
ポジショニングキット - ストレート(KIT_TIN_PVQ)は、めねじ付きダブルプレートとロガーの高さを固定するための、ねじ付きロッドで構成されています。



ポジショニングキット-ストレート (KIT_TIN_PVQ)および高耐熱両面接着テープ(ADHESIF_HT)
缶容器の内側にロガーを設置 - 容器の壁面
- 缶の壁面に高耐熱両面接着テープにて、直接ロガーを接着します。 ロガーのセンサーは容器の中心点にある必要があります。
高耐熱両面接着テープ (ADHESIF-HT) の使用:
ねじ付PicoVACQに適しています。



高耐熱両面接着テープ(ADHESIF_HT)
缶容器の内側にロガーを設置–ビード加工あり
- スプリングリングのおねじにPicoVACQを取り付けます。
- スプリングリングを握り、缶に挿入し測定する高さにて解放します。
- スプリングリングを2つの溝の間に設置して、より良い位置に設置してください。
ねじ付PicoVACQに適しています。
ビード加工缶用ポジショニングキット(KIT_GROOVE_PVQ)は、缶内部の特定の位置でロガーを固定します。 中央アームがおねじ形状のスプリングリングで構成されています。



ビード加工缶用ポジショニングキットアセンブリ (KIT_GROOVE_PVQ)
缶容器の内側にロガーを設置–ビード加工なし
ロガーにOリングを取り付けます。
スプリングクリップ中央アームのスロットにロガーを取り付けます。
スプリングリングを握り、缶に挿入し測定する高さにて解放します。
ねじ付PicoVACQに適しています。
ビード加工なし缶用のポジショニングキット(KIT_GROOVELESS_PVQ)は、缶の内部の所定の位置でロガーを固定します。 中央のアームがクリップ形状のスプリングクリップとOリングで構成されています。



ビード加工なし缶用ポジショニングキットアセンブリ (KIT_GROOVELESS_PVQ)